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2006年4月26日 (水)

今週の範馬刃牙

『第20話 監獄と地獄』

「ウホッ いい新入り! 喧(や)らないか?」

そんな悪魔も逃げ出す男のさわやか笑顔でセカンドが登場です。ちょっと寂海王っぽい悪徳勧誘の笑顔です。背後からの奇襲には気をつけろ! アメリカの都市伝説では州刑務所の男性囚人の八割はホモでゲイで、新米は油断すると先輩に肛門を掘られるんだぞ! 映画やドラマではもうこの都市伝説は通説です!

まぁ、現実にはイエローピーポーなみの、情報が隔絶された空間が生んだ偏見まみれの嘘っぱちなんですがね。

新人に優しい挨拶をするセカンドと、警戒心むき出しのバキの会話をよそに、黙々と着替えを始める他三名。ムシですか。そうですか。目を合わせちゃいけません。巻き添えはゴメンですか。正しい判断です。

セカンドはバキが投獄される理由になった『大統領ボッシュ拉致事件』を心から賞賛します。世界生中継のパレードの最中で堂々と大統領を襲って、世界最高レベルの護衛を出し抜いて大統領を拉致完了という、アメリカにとって究極レベルの羞恥プレイを成功させた小童の所業が相当に気に入ったようです。きっと鬼パパもエフエフと大喜びだ。

自分の国こそマンセーと驕り高ぶっているアメリカを世界生中継でコケにする。これはアメリカ嫌いの人にとって最高のストレス大解放でしょう。やっぱり中近東ゲリラの出身っぽい。

「奴の息の根を止めてくれたら、もっとパーフェクトだったがね」

最後にサラリと怖いことを平然と言ってのけてくれます。アリゾナ州刑務所に収監されている理由も大統領暗殺未遂とか凶悪な罪状が理由みたいです。少なくとも安っぽいチンピラとは思えない。やっぱりモデル同様にテロリスト組織のボスかなにかでしょうか?

分からないことがあったらなんでも聞いてくれと、良き先輩風を吹かすセカンドに、疑問符だらけのバキはさっそく質問します。

「ナゼ清掃箱に……」

真っ先にソレかよ! いや、読者も先週からそう思ってたけどさ。

「戦士だからね。横になりたきゃ、死んでから存分に楽しんだらいい」

ううむ、なかなかカッコイイ返答です。オレの死に場所に墓碑はいらねぇといった漢のロマンを感じさせます。でもべつに立ったまま寝るのであれば、わざわざロッカーに隠れる意味が無いような気がしますが。

というかロッカーは危ないですよ。寝ている隙に前倒しになって閉じ込められたら簡易スマキ状態ですよ。動けなくなったところをそのまま皆で上から蹴りまくったら簡単に倒せそうな気がします。

しかしこのセカンドのセリフ、色んなトコで応用が利きそうです。

「なぜ同じソフトを二つも……」

「保存用(限定版)だからね。プレイしたきゃ、通常版のほうを存分に楽しんだらいい」

「なぜオナニーを……」

「童貞だからね。セックスしたきゃ、結婚してから存分に楽しんだらいい」

イタいところを突かれたときの逃げ口上にどうぞ。

自分は常に安息の無い死地にいる。そんな自分に横になっての睡眠など不要というセカンドの戦士(いくさにん)の覚悟に、冷や汗をたらすバキ。彼は立派な戦士です。おなじ戦士でもどこぞの神様の駄目息子とはえらい違いです。

もっとも彼は読者の期待を裏切った報いとして、梢江を生涯の伴侶として引き取るという十分すぎる天罰を受けましたが。

しかしここでビビッてなんかいられない。オリバへの挑戦権を手っ取り早く手に入れるには、二番目の位置にいるこいつを倒さねばならない。立身出世系の番長漫画なら転校初日で幹部級をシメなければ話が続かない。

「この場でアンタをブッ倒したら、オレが2(セカン)になれるのかな」

さぁ、いつもの傲岸不遜な馬鹿息子の暴言が出てまいりました。でも冷や汗タラタラのビビリ面になりながらの発言なので、昔ほどムカつき成分は薄まっております。それでいい。お前には鬼パパのマネは無理だ。それぐらいのヘタレ具合で丁度いい。

バキの大胆な爆弾発言にマイケルたちは絶ビビリだ。それはそうでしょう。もう同じ空間にいるのがイヤになるぐらいの恐怖が部屋の中に渦巻いています。

控え室の中にいたら、プロテストに受かったばかりの新人がブル中野や北斗晶に向かって「お前の時代は終わったんだよ」と暴言を吐いた瞬間にでくわしたようなもんです。

「死ぬにはいい日だ」

セカンドがカチンときました。そりゃそうです。生意気な新人にはたっぷりと監獄の恐ろしさを教えなければ二番目の名がすたります。いきなり一食即発のムードです。

だが、もう少しというところで看守が乱入してきて寸止め。うん、残念。セカンドとの決戦はもうちょっと後におあずけのようです。

朝礼に入る囚人一同。ここでバキは信じられないものを目撃します。セカンドの異常性を感じるほどの待遇です。

なんか村八分にされてます。

「まるでミスター2(セカン)が存在しないかのような看守達の態度は異様さを極めた」とナレーションが入るほど、なにをやっても無視されまくりです。死語を慎めと言われ、マイケルに話しかけて返答されても、マイケルだけが殴られます。これもまた最自由のひとつか。さすがはセカンド。監獄内で好き勝手が許されてます。

小学校でこんな感じのイジメを受けたことあるけどな。

看守から刑務所では貴重品のタバコをどうどうと抜き取ってスパスパ吸ったり、朝礼をフケたり、朝食が苦手なブタ肉料理と分かってメニュー変更(イスラム教徒だからでしょうか?)をしたりと、ナンバー2ともなると監獄内での権力も相当のもののようです。

オリバのように凶悪犯逮捕の司法取引はしていないようなので、ナンバーワンの刑務所出入り自由の待遇と比べると、ちと超えられない厚い壁がありますが……それでも囚人としてこの待遇は異常だといえるでしょう。

看守に銃器を突きつけてイタズラをしても無罪放免です。ここで飛び回るハエを銃口に閉じ込めるという神業を発揮。なかなかの反射神経と動体視力です。戦場に生きる戦士の片鱗が垣間見えます。

そして、セカンドの恐ろしさをバキに見せ付ける瞬間が来週にやってくる。セカンドの首を狙っているのは新参者のバキだけではない。監獄内にはまだまだ挑戦者がいるのだ。セカンドの食卓の向かいに座ったデブが司会ナニかをやる! というところで来週へ続く。

さて、今回はセカンドの監獄内の待遇と底の見えない強さを表現するに留まりました。けっきょくロッカーの件は流されました。だって寝床がロッカーですよ。棺桶で寝る吸血鬼じゃないんだから。まっ、謎は謎のままにしておいたほうがイイコトもあるとスカリー捜査官も言ってます。

それよりもアイアン・マイケルの落ちぶれっぷりのほうが印象的でした。昔はこんな子じゃなかったのにな……初期の加藤より酷い。

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